チョコ停改善事例

 

チョコ停改善事例

エンジン部品の移載工程

コスト削減効果

人件費を28万円/年削減できました。

装置の内容

自動車用エンジン部品を移載する装置です。
ロッドレスエアシリンダーを使用しています。

装置の内容

今までの問題点

エアシリンダーは加速度・速度・減速度の調整ができないため、ストローク端での停止時の衝撃でワークが落下していました。チョコ停時間は約2分で、1日に15回程度発生していました。

今までの問題点

電動化による改善

電動シリンダーはなめらかに起動、スムーズに停止することができます。途中は高速で移動させることができるため、停止時のストローク端での衝撃がなくなり、ワークを落とすことがなくなりました。これにより、1日平均15回発生していたチョコ停が0回になりました。

装置の内容
装置の内容

コスト削減効果作業人数1人の場合

条件
人件費
2,300円/時
年間稼働日数
240日
効果

電動シリンダーに置き換えることで、チョコ停が15回/日→0回/日になりました。

エアシリンダー使用時は、チョコ停により1日Total30分装置が停止していました。
電動シリンダーに置き換えたことで、チョコ停がなくなったり、チョコ停復旧の

人件費276,000円/年を削減することができました。

内訳

チョコ停時間

エアシリンダー:2分(チョコ停時間)×15回(チョコ停回数)=30分/日
電動シリンダー:0分

チョコ停による人件費

エアシリンダー:30分×2,300円/時間=1,150円/日
1,150円/日×240日=276,000円/年
電動シリンダー:0円